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ピンクリボンと私

小林 茂樹 (認定NPO法人乳房健康研究会理事、NPO法人三重乳がん検診ネットワーク副理事長、三重大学医学部附属病院健診センター長)

三重乳がん検診ネットワーク設立への関わり
2005年(平成17年)6月に、乳がん検診に積極的な県内の医療機関で構成される「NPO法人三重乳がん検診ネットワーク」が設立され、理事に就任させていただきました。法人設立に先立ち、当時私が医局長を務めていた放射線医学教室教授であった竹田 寛先生(乳房健康研究会 現副理事長)に袖を引っ張られる形で、ピンクリボン運動に係るイベントに参加をしたのが、ピンクリボンとの接点でした。

乳房健康研究会との出会い
私の乳房研との関わりは、竹田先生よりも後のことだと記憶しておりますが、松阪出身で乳房研理事である岡山さんが、竹田先生に会いにいらっしゃる折に、私も呼ばれて会食の機会をもたせていただいたのが、きっかけであったと記憶しています。当時は乳がんのこともろくに知らずに、竹田先生といろいろなイベントに参加していました。私がWalk&Runに初めて参加したのは昭和記念公園が会場の時代でしたが、雲の上の先生方が精力的にNPO活動に参加されておられるお姿が、今でも鮮明に脳裏に刻まれています。

三重県からの事業委託を受けて
2010年(平成22年)4月より、乳がん検診受診促進に係る事業委託を三重県より受けました。当時委託先は、三重乳がん検診ネットワーク(現在は、附属病院健診センター)で、竹田先生が代表者となり、保健師1名と事務員1名を雇用し事業を開始したのですが、竹田先生が現職の教授であったため、極めてご多忙であり事業遂行が難しく、私が代行する形で事業を監督することになったのが、ピンクリボン運動に本腰を入れるきっかけになったと考えています。

今後のピンクリボンと私
現在は、乳房健康研究会理事、三重乳がん検診ネットワーク副理事長を拝命し、主として三重県内でのピンクリボン活動と、画像診断を専らとして乳腺外科とチームを組んで乳癌診療に従事しています。近年、乳癌患者の増加が診療を通じてひしひしと伝わってきます。乳がん検診受診率を上げることもさながら、精密検査が必要となった方全員が精密検査を受けるよう、精度管理が重要な時代に入っていると考えます。中部地区に在住する乳房健康研究会理事として、今後も精一杯頑張っていきたいと考えています。

(2015年10月)