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ピンクリボンと私

岡山 慶子 (認定NPO法人乳房健康研究会理事/ 朝日エルグループ会長)

会社設立への熱い想い
広告代理店での調査の研究の仕事を経て、1986年部下の女性社員の結婚や妊娠、出産を機に、女性の働きやすい職場、生活者が暮らしやすいシステムをつくるために株式会社朝日エルを設立しました。まだまだ女性が働きやすいとは言い難い状況のなか、目の前にいる女性たちがより力を発揮できるように、具体的に小さなところからでも制度の物差しを変えたいと実行しました。会社の方針も「利益追求のみでなく社会貢献と企業のマーケティングの融合をはかること」と旗色を鮮明に掲げました。今日では当たり前のことですが当時はめずらしかったようです。女性のみでスタートしたこともあり女性の健康、保育・育児など女性に関わるテーマの仕事が多いなか、2000年頃にピンクリボンの活動を始めました。
(詳しくは『ピンクリボン咲いた!』ブックエンド社刊)

ピンクリボン・アドバイザー制度の立ち上げと今後の指針
活動が15年目を迎え、認知率が95%と驚異的な数字となった一昨年、ピンクリボン・アドバイザー制度を立ち上げました。これまでは海外の成功事例に学ぶことの多かった活動から日本発の新しい活動のしくみができました。ピンクリボン啓発活動の世界に於ける新しい時を迎えたと言っても過言ではないでしょう。
私が20数年継続し実施している「素敵な女性像調査」の最近の結果は、「人間関係を大切にする」、「自分が誇りに思える仕事をする」、「社会に貢献する」女性像が上位となりました。もちろんアドバイザーは男女を問いませんが、上記のような女性、またそのような女性を支える人々によって構成されているのかもしれません。
ピンクリボン活動はこれまで医療のみでなく社会のしくみを変える原動力となってきましたが、アドバイザーはさらにその力を発揮するものです。 持続可能な社会はシンク・グローバリー、アクト・ローカリーです。アドバイザーの皆様の地域での活動が世界を変えて行くことに必ずやなると確信しています。ご一緒に行動をしたいと考えるこの頃です。

(2015年08月)