検診を受けてから

結果について

 

乳がん検診を行なったら、医療機関から届く検診結果を見てみましょう。

問診、視触診、マンモグラフィ、超音波検査の結果を総合して、「異常なし」、「要経過観察」、「要精密検査」と書かれた検査結果が届きます。

「異常なし」の場合

月1回のセルフチェック(自己検診)と、定期的な医療機関での乳がん検診を行ないましょう。定期的に行う事で変化が見られることも十分にあります。

また、「良性の石灰化があるが異常なし」や「良性のしこりがあるが異常なし」という結果であれば、石灰化やしこりがあっても良性のものなので、心配はいりません。

良性の石灰化やしこりが悪性に変化することはありませんが、新たなしこりや石灰化ができている可能性は十分にありますので、定期検診も忘れずに受けてください。

「要経過観察」の場合
良性の可能性が高いけれど、大きさなどが変化する可能性がある場合や、良性の可能性が高いけれど、数パーセントの確率で良性とは言い切れない、などといった場合です。不安や疑問があったら、医師に詳しい説明を求めてください。そして、そのまま放置せずに、必ず3ヶ月後や6ヵ月後に診察を受けましょう。数年後に、進行した乳がんが見つかったというケースもあります。
「要精密検査」の場合

疑わしいところがあるので、さらに詳しい検査をしましょう、ということを示しています。「要精密検査=悪性」というわけではなく、精密検査を行なった結果、90%程度は良性の診断になります。

マンモグラフィ、超音波検査を行なったあとの精密検査には、細胞診や組織診があります。この精密検査を受ければ、良性か悪性かがわかりますので、必ず受診しましょう。

精密検査について

「精密検査が必要」という検診結果がきたら、乳腺専門医がいる医療機関で視触診、マンモグラフィ検査、超音波検査をもう一度行ないます。その検査結果をみて、細胞診、組織診などに進みます。

精密検査の流れ

精密検査では、画像検査としてマンモグラフィと超音波検査の両方が行なわれることもあります。ここでの診断で疑わしい結果となった場合は、次に細胞診や組織診へと進むことになります。

「疑わしいしこりあり」の場合は、一般的に細胞診か組織診を行ないます。どちらの検査を行なうかは、医療機関や部位等によって異なり、細胞診ではっきりしない場合は、組織診も行うことになります。

「疑わしい石灰化あり」の場合は、すぐに組織診を行ないます。マンモグラフィで石灰化の位置を確認しながら、石灰化を含んだ組織を採取します。石灰化は触診では見つけられることができない上に、超音波で見つけるのも難しいため、マンモグラフィで行なうのです。

「疑わしい乳頭分泌あり」の場合は、超音波検査、マンモグラフィのほかに分泌液の細胞診を行ないます。他にも、分泌液の腫瘍マーカーや乳管造影撮影、乳管内視鏡検査を行なうこともあります。

これらの精密検査の結果で、良性か悪性かがはっきりわかります。良性であれば、半年に1回か1年に1回の検診でOK。ただし、良性でもしこりがどんどん大きくなる場合や、分泌液などの気になる症状が強い場合は、手術をすることもあります。悪性の場合は、乳がんの治療に進むことになります。

治療について