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【札幌市】「がんを経験して」体験談を発表しました

ピンクリボン活動レポート

名称:平成27年度 がん予防学級プログラム
主旨:がんの最新の知識を習得し学習内容を周囲の方に伝えていただく目的で「がんを経験して」というタイトルで体験談を発表しました
日時:平成27年11月11日
場所:札幌市東区
主催:北海道対がん協会

以前、何かしらボランティア活動をしたいと模索していた時に、ピンクリボンアドバイザーの事を知り受験、合格しました。更に役に立ちたいとと思っていた時、今回の「がんの語り手の活動」を知り応募し発表に繋がりました。

今、2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなり、誰がなってもおかしくない時代になりました。私自身は、二人の子を出産し、長女は7週、長男8週で、産休を明け一年間、母乳を絞って保育園に預け仕事を続けました。

発表では、私自身のエピソードをお話いたしました。毎年マンモ、エコーを受診していましたが、定年約2年前左胸に違和感を覚え、自分で2センチのがん(トリプルネガティヴ、IIb2、2センチ)を見つけたこと。がんになるのが2人に1人なら早いほうが良いと思い、手術。それから、放射線、抗がん剤治療の治療、副作用にも苦しんだこと。術後3ヶ月、抗がん剤治療中に仕事に復帰し「がんと戦い勝つぞ!」と決意!したことなど、とにかく「検診、触診をして下さい!」と一円玉等を使い、みなさんにお話させていただきました。

参加者の方々に、一円玉のサイズが早期発見のラインであるということ、検診、触診の重要性、乳がんしか触れるがんはない等を知っていただくことができたと思います。

私自身は、2010年4月24日朝ランニングをしていた時、最後の腕振りでがん発見しました。翌月5月手術し、6月放射線治療。8月抗がん剤治療。2011年1月に終了しました。その年の10月に41年の仕事人生を終え定年しました。私のがんは再発性のがんなので10年間再発しないことを目指し頑張ります。現在は、マラソン、テニス、孫と多忙な生活を送っています。(投稿者:菊地 ゆう子)