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イベントを企画して啓発活動を行いました。(2015.2.15)

ピンクリボン活動レポート

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名称:命を守る活動 乳がんの早期発見に向けて〜守ろう自分と家族と友達と〜

日時:2015年2月15日

場所:兵庫県神戸市 東遊園地

主催:KOBEフラワーテント1.17プロジェクト実行委員会内アニこべ

主旨:私は看護師として外来勤務をしていますが、自壊した乳腺やすでに臓器転移した状態で家族が気が付いて付き添っての受診も多いと実感しています。自身で気が付けば早期であれば助かる命も多数ある。ピンクリボンアドバイザーとして活動するのは、身近な友達や、職場のひとへ勧めることだけでしたが、今回は同じ病院で働いている乳がん認定看護師の協力も得て、啓発活動を行おうと計画しました。

防災や震災を風化させないというコンセプトの企画内でのイベントですが、イベントの日はゆるきゃらなどが多彩に出演しファミリーデーに近い内容となっています。そのため、多数の人が集まると予想されます。震災のときに感じたのは、予期せぬ命のはかなさです。しかし、乳がんは早くみつけられれば助かる命となる。

前日には、アニソンシンガーとして出演している「井上ひかり」も、ピンクリボンアドバイザーとして協力していただき、21歳となる彼女と同じ若い世代の人にも乳がんの早期発見や自己検診に関心をもっていただくのも目的としました。

レポート:阪神淡路大震災から20年。被災者による被災者のイベントとして行っていたフラワーテント。ステージイベントや、東北の物産販売などを5日にわたって行いました。防災や震災を風化させないことを目標として行われたイベントの一日にピンクリボンの啓発活動を組みました。

乳房健康研究会の後援をとり、チラシの配布「乳がんQ&A」「チャートでチェック!乳がん検診〜検診って、どこに行ったらいいの?〜」ピンクリボンアドバイザーのテキストの見本版をそれぞれ送っていただき、イベントでは職場と私の友達の看護師と乳がん認定看護師、アニソンシンガー井上ひかりさんとでチラシを組み込んで手渡しを行いました。約200名にすべて配布いたしました。

看護協会にかけあい、乳房のモデルを借りました。しこりを実際に触ってみつけるという、乳がんの後発部位や皮膚の観察ポイントや、日々の触診の方法を説明しました。

感想:ピンクリボンアドバイザーとしての活動の場として計画をたてて行動を起こしたかったので、今回は命を守るをコンセプトに組み込みました。親子ずれで訪れるかたや、ボランティアで参加していた男の子たちにも、テレながらもモデルの乳房にふれてしこりをみつけてもらいました。どうしても女性しか参加はダメだと思われがちですが、病気に気が付くのは、配偶者や家族が異変に気が付くということもある乳がん。関心をもってもらうという意味も達成できたのではないかなと思いました。(投稿者:井上美鈴)