2025年9月23日
乳房健康研究会は今年設立25周年を迎えました。その節目を記念して、9月23日(火・祝)がん研有明病院吉田記念講堂にて、設立25周年記念イベントを開催しました。
午前中は「ピンクリボンアドバイザー アニュアルミーティング」を行い、12名のアドバイザーより活動発表が行われました。
その中でピンクリボン賞に選ばれたのは…
EFFENDI KATHRYNさん「みんなで広げよう!『More Pink』アドバイザーの活動」~医師という立場から、日本に暮らす外国人に向けてがんや検診に関する情報を共有したりサポートグループを立ち上げるなどの活動~
ピンクリボン特別賞に選ばれたのは…
冠城 佳奈さん「慈恵医大の文化祭における、医療系学生による乳がん啓発活動」~学生の立場から若い世代への啓発活動~
どの発表も地域や職場での啓発活動の中に工夫やアイデアがあり、参加者の皆さまにとってもこれからの活動へのヒントや励みになったのではないでしょうか。
発表していただいたアドバイザーのみなさま、ありがとうございました。
午後からは25周年記念シンポジウムとして、日本の乳がん治療を主る3学会の理事長、学術会長が「ピンクリボンの原点・今こそ伝えたい乳がん早期発見・治療」という大テーマのもと講演を行いました。
専門的なお話でありながら、早期発見の重要性や日本の現状、課題をわかりやすく伝えていただき、大変貴重な学びの機会となりました。
最後にピンクリボンウオークスタートセレモニーを行い、会場の外を参加者みんなで歩き、秋晴れの空の下、気持ちの良い時間を過ごしました。

25周年記念イベントにご参加くださった皆さま、そして日頃から応援してくださっている皆さまに心から感謝申し上げます。
これからも「乳がんで悲しむ人を一人でも減らしたい」という思いを大切に、活動を続けてまいります。今後ともご支援の程よろしくお願い申し上げます。