8月のテーマは、「痛みなく一生自分の足で歩くための骨盤底ケア~尿もれ、頻尿対策にもなる日常生活動作と運動の仕方~
私たちの上半身と下半身を繋ぐ骨盤の底である「骨盤底」について。普段はあまり意識しない骨盤底ですが、ここを大事にケアすることが、閉経後の健康とQOL維持に非常に大事であることがわかってきています。乳がん治療で女性ホルモンを抑えるホルモン剤などの薬物治療を経験している方にとっても重要なポイントです。「日本介護予防・健康づくり学会 骨盤底ケア研究部会」代表の辻野和美先生にお話いただきます。
参加概要
日時:2025年8月21日(木)18時半~20時
場所:ZOOMによるオンライン開催
■テーマ:「痛みなく一生自分の足で歩くための骨盤底ケア~尿もれ、頻尿対策にもなる日常生活動作と運動の仕方~ 」
■スピーカー:辻野和美(つじのかずみ)先生
(日本介護予防・健康づくり学会 骨盤底ケア研究部会代表)
■内容:閉経後、衰えていきやすい骨盤底。骨盤内にある子宮、膀胱、大腸などの臓器を支える大切なプレート状の骨盤底筋群が要となります。50代、60代、70代、80代と閉経後の人生を生きるにあたって自分の足で歩いて、社会活動を継続するには、骨盤底を鍛えて、機能を維持していくことが大切です。
更年期以降の女性はもちろんのこと、乳がんの薬物療法で閉経状態にする治療では、若くても骨盤底への負担が大きくなります。
骨盤底のダメージが大きくなると、尿もれ、頻尿、繰り返す膀胱炎、GSM(閉経関連尿路性器症候群)、骨盤臓器脱などのリスクが上がるだけでなく、下半身の運動機能にも影響します。
運動器の痛みや機能低下が顕著になると、自分の足で立って歩くことが不自由になる可能性もあり、将来サルコぺニアやフレイルなどのリスクも増加します。
日ごろからの日常生活動作や運動で、意外と気づかず間違った体の使い方をしていることも少なくありません。骨盤底をケアするためにやってはいけない動きと、骨盤底のためにやるべき動き、運動について、具体的にお話いただきます。
骨盤底や乳がん治療後の運動についての事前質問もお受けします(質問が多い場合、全てにお答えできないことをご了承ください)。ぜひ申し込み時にご記入ください。
【辻野和美(つじのかずみ)先生 ご略歴】
日本介護予防・健康づくり学会骨盤底ケア研究部会代表
奈良女子大学文学部教育学科体育学専攻卒業。奈良女子大学大学院人間文化研究科人間行動科学専攻スポーツ科学コース修了。健康運動指導士(日本健康・体力づくり事業財団)、骨盤底筋トレーナー・骨盤底ヘルスケアアドバイザー(一般社団法人幸せな身体づくり協会)、排泄機能指導士(名古屋大学医学部泌尿器科教室愛知排泄ケア研究会)。一般社団法人幸せな身体づくり協会代表理事、日本介護予防・健康づくり学会 骨盤底ケア研究部会代表、(株)ホリスティックヘルス研究会代表取締役、健康運動指導士会大阪支部理事、(社福)えのき福祉会理事。
●お申込み時には、姓名(ニックネームではなくフルネーム)での参加登録をお願いいたします。
●後日の録画配信はありませんので、予めご承知おきください。
画面越しですが、8月も皆さんと繋がれることを楽しみにしております。
参加費無料 お申込み先着120名様
申し込み締め切り:2025年8月20日(水)18時まで
※先着120名とさせていただいておりますので、申し込み後、参加できなくなった方は、キャンセルをしていただけますと、ほかの方が参加できますのでよろしくお願いいたします。
主催:NPO法人女性医療ネットワークマンマチアー委員会
告知サイトアドレス:https://cnet.gr.jp/mamma/