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【神奈川県 相模原市】サークル内での自己検診啓発活動

ピンクリボン活動レポート

名称:わかりやすい言葉で自己検診のススメ。
主旨:かんたん、わかりやすい、ハードルの低い自己検診をめざす
日時:9月25日18:00~、10月9日18:00~
場所:サークル内自主企画(相模原総合学習センター)
主催:自主企画

レポート:自身の所属している趣味のフラサークルは女性ばかり200名以上が在籍している。今回、サークルの相模原地区で3年ぶりに地域の発表イベントに参加することになった。
そこで3クラス合同の自主練習(通常のレッスンではない)を企画し、その時間内で約30分を使い「自己検診のススメ」を開催した
2回、同様な事を行ったが参加者は、自主練習のため、2回とも参加の方やどちらか1回の方等、各回様々。

1、なるべくわかりやすく 2、実行してみようと思えるような 3、具体的な 4、手軽な方法を心掛けた。半分以上の時間を質問コーナーに充て具体的な質問に答えた。

約10分で「一般的な自己検診の方法」+「追加おススメする方法」を説明した。
「追加の方法」は、乳腺エコー検査を行う際に実際に受診者に行っていただく姿勢を参考にしたもので以下の通り。
仰向けに寝る。片側の肩の後ろに枕を挟み、挟んだ側の手を挙上し満遍なく触る(この様にすると乳房が均等に広がり、触知しやすくなる)。
会場では着衣にて、実際の姿勢になり皆さんと行った。
風呂の際(子供と入ると時間がない)や鏡の前の自己検診(鏡の場所が家族の通りが多くやりにくい)が困難ならば、寝床に入ってからでも行える、実際は、服の中に手を入れ広い範囲を触る事を伝えた。
質問では、「どの範囲を触ればよいか?触っても、しこりってよくわからない。何か見つかるのが怖くてできない。」などの不安の声もあった。
回答をなるべくわかりやすい言葉で説明した。実際はもっと砕けた説明だったが以下は回答例
(自身なら遠慮なく胸を触れる、タダですし、鎖骨のあたりから腋の下まで広い範囲を遠慮なく行いましょう。
向きを変えたら触れなくなったり、触っているうちにどれかわからなくなる。似たようなはっきりしないものが両側たくさんある。生理前だけ出現する。⇒これらは、しこりではないです。早く見つかれば、治療の選択肢も広がり、負担も軽いです)。

最終的には、参加者全員で自己検診を考える話し合いとなり、
触知可能な乳がんは約6割、乳がんは痛みや自覚症状がない事が多いので、自己検診と乳がん検診の組み合わせが大切と改めて結論付けて終了となった。

後日、参加者にラインでアンケートを取り、わかりやすかったとの感想をいただき、目標は達成できたと感じた。

その他:
乳がん経験者や闘病中、そのご家族で公表していない方も多く存在
していると、今は、話題に触れたくない方もいるのでは?と考えた。
自己検診のススメの話は休憩時間を利用し、事前周知し、前半の練習で急ぎ帰宅する人や職場などで話を聞いたことがある方。軽食を取りたい方などもいらっしゃると思うので、自身の休憩時間を自由に使えるよう自由参加を心掛けた。
皆さん参加してくれた。
今後も、別の地区でも開催の際にも、ゲリラ的なものにならないよう心掛けたい。

(投稿者名:ピンクリボンアドバイザー上級  阿部 直美  ・初級  杉山 茂里)